1944年生まれ。奈良市立一条高校英語科、日本写真専門学校フォトデザイン科、卒業と同時に家業に就き現在に至る。
- 朝日放送報道部契約カメラマン(1965-1980)兼務
- 関西PGC第6代目代表・PGC全国代表者会議副議長(1988-1990)
- 日本映像写真専門学校非常勤講師(2000-2008)
- (協)奈良県写真師会副理事長
- 季刊誌・あかい奈良編集スタッフ
撮られるという事は緊張する事です。
性別、年齢、社会的地位などとは無関係に皆さん緊張なさいます。
そして、カメラマン(撮影者)が「ありがとうございました!」と言うまでは嫌でも止められません。
カメラマン(撮影者)とは、なんと絶対的な権限を持っているのでしょう。だからこそ、その場の緊張を和らげながら、少しでも早く撮り終える事を心掛けています。
カメラを前にして微笑む事が出来る方はいらっしゃいません。
でも、ご自身の緊張を和らげる為にもカメラマン(撮影者)からの声かけに笑顔を出していただけます。決して自然体では有りませんが、その短い一瞬の中に素晴らしい表情が有るのです。
一瞬を見逃さなければ撮影は終了します。
カメラマン(撮影者)が最も緊張する時なのです。
慣れた仕草で余裕の笑顔で撮っているのですが、私達も「隠して」緊張しているのです。
お互いの緊張が心地良いものである事を祈りながら・・・
1944年生まれ。奈良市立一条高校英語科、日本写真専門学校フォトデザイン科、卒業と同時に家業に就き現在に至る。
近ごろは、フィルムカメラの時代よりもずっと『自分たちで写真を撮ることがふえたな〜』って感じませんか?
デジタルカメラの普及と、何より携帯カメラの高性能化は、写真を飛躍的に身近なものにしてくれました。
今までよりずっと気軽に、何げない日常や楽しかった思い出を写真で記録できるようになりましたよね。
でも、どれだけテクノロジーが進化しても、ぜったいに自分たちでは撮れない写真があります。
それが『家族写真』なのです。
そして『写真館で家族写真を撮る』ということは、じつはそれ自体が『家族の思い出づくり』にもなるんです。
まだまだ多くの方にとって写真館で家族写真を撮ることは、なにか特別な行事や理由がある場合に限るのが現状だと思います。
もちろん、そういうきっかけの家族写真があることは素晴らしいことですし、そのためにご来店いただけることはとても有り難いことです。
でもそれとはべつに、あらためて、わざわざ、家族が集まって『家族写真』を撮り残すということ。
家族の思い出づくりのひとつとして、家族でおでかけのひとつとして、そんな『家族写真』も素敵だと思いませんか?
写真館にいったその日のこと、撮影での楽しい出来事は、心の片隅にいつまでも記憶となって残るはずです。そしてその記憶は写真とともに、点と点がやがて一本の線につながるように思い出がつらなってゆくのです。
時間を経て古い写真を見た時に、仕上がった写真を手にして、『このとき楽しかったね♪』と、当時の温かい気持がよみがえったり、「また行きたいね〜」という会話が生まれるように…と願いながら撮影させて頂いてます。
1971年生まれ。同志社大学文学部社会学科を卒業後、家業に就く。趣味はクルマ、バイク、ジェットスキー。
おもに店頭受付と撮影助手を担当しています。たくさんのステキな笑顔と出逢わせていただける幸せな仕事です。
撮影助手、仕上げ…その他なんでも屋です。助手というよりは、お客様とのお喋りがメインになっているかも…。